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FIELD NOTE 2009
 
October

 
2009.10.04
ヨーロッパトウネン? 千葉 三番瀬
朝到着するとすでに鳥見の人集り.ヨーロッパトウネンがお目当てのようだ.早速鳥見人の集まっているところへ向かう.しかしお目当ての鳥はいないようだ.鳥見人も次第にバラバラとなっていく.すでに干潟は広がっており,あちこち探すがなかなか見つからず,近くのトウネン,キリアイなど撮影する.そのうちまた鳥見人が集結しだす.どうやらヨーロッパトウネンが出現しているようだ.一緒に撮影するが,いまいちトウネンとの違いが分からない.嘴や足が長く細いというが???(周囲の人もよく分からないと言っていた.)
 
主な観察種
カワウ,ウミネコ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,ダイゼン,ハジロコチドリ,シロチドリ,メダイチドリ,オオソリハシシギ,キアシシギ,オバシギ,ミユビシギ,トウネン,ハマシギ,キリアイ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,スズメ,ムクドリ.


2009.10.11
静かな干潟 三番瀬,葛西臨海公園
潮の状態はいまいちだが,3日前台風が通過したこともあり,ちょっと期待して干潟へ向かう.到着時には潮は満ち始めていた.すでに鳥見人たちはミヤコドリに照準を合わせているようだ.というより干潟の一部にしか鳥は居らず,そこに鳥見人たちが集まっているのだ.予想外に鳥が少ない.潮が満ち,さらに鳥は少なくなる一方.
船橋側の堤防に行ってみた.遙か遠方にカモの一群がいたが逆光でもあり双眼鏡でははっきり鑑別はできなかったが,嘴の元が白いようだ.スズガモか?
その後新たに鳥の出現もなく早めに切り上げ葛西臨海公園へ向かう.久しぶりの葛西だが,こちらも鳥が少ないようだ,静かな昼下がり.鳥見人も写真談議,カメラ談議をしている.鳥類園以外は休日で人集り.鳥類園を一周して切り上げた.
 
主な観察種
カイツブリ,カワウ,コガモ,カルガモ,スズガモ,ウミネコ,セグロカモメ,ユリカモメ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,ミヤコドリ,アオアシシギ,キョウジョシギ,ミユビシギ,ハマシギ,キジバト,ハクセキレイ,ヒヨドリ,スズメ,オナガ.


2009.10.19
紅葉を観に 栃木 奥日光
早起きして紅葉を観に日光へ出かけた.平日のためか,いろは坂も思ったほど渋滞になっていなかった.紅葉はちょうどいろは坂あたり.ここはバスから観て楽しむだけとなった.中禅寺湖周辺はピークは過ぎたようだが十分楽しめる.しかしここも通過し鳥見を兼ね奥日光へ向かう.
竜頭の滝から戦場ヶ原,小田代ヶ原を散策した.天気も良く,風も少しあって心地よい.トレッキングにはちょうどいい.奥日光は紅葉も終わり,遅く色づく黄金色のカラマツが目立つ.鳥の方はパッとせず.カラ類,アトリを観るぐらいであった.
 
主な観察種
コガモ,マガモ,コゲラ,カワガラス,シジュウガラ,ゴジュウカラ,カシラダカ,アトリ,ハシブトガラス,ハシボソガラス.
(番外 ニホンザル)


2009.10.27
風強く鳥見られず 神奈川 生田緑地
午後から短時間鳥見へ行くこととした.近場の緑地と考え,以前から気になっていた生田緑地へ向かう.自宅からは約1時間で到着.
前日の台風通過でまだ風が強い.林の中に入るとザワザワと枝葉が風に揺れる音.鳥の気配が分からない.風のせいか,時間帯が悪かったのか,全くといっていいほど鳥の姿が見られない.コゲラ,ヒヨドリが時々顔を出す.一度エナガの小群れが目の前を通過した.遠くでハシブトガラスが鳴いていた.
今日は下見でもあり園内を一周して早々に帰宅.周囲は住宅地でもあり,あまり鳥見には向かないのか?冬になり完全に葉が落ちてから早朝もう一度訪れようと思う.

November

 
2009.11.15
天気晴朗なれども波高し 三番瀬
今日の三番瀬は雲一つない晴天であったが,風が非常に強い.沖を見ると白波が立っている.
鳥種はいつもと代わりばえしない.それ以上に風が強く大変だった.三脚の500mmレンズも揺れるほどだ.
早朝干潮で午後に向けて潮が満ちる.満ちてきたところでミヤコドリはいつものように防波堤の方へ飛んでいった.それ以外の鳥もいつの間にか減っている.しかたなくビロードキンクロを探しに防波堤に向かうが朝より風が強くなり観察どころではない.しかたなく干潟に戻るとミヤコドリが戻ってきた.潮も満ち,小さくなった干潟に集まっていた.風が強く防波堤も波をかぶっていて鳥も休息できる状態ではないようだ.比較的近くで撮影できた.
その後は風の治まる気配すらなく午後早めに帰路につく.
 
主な観察種
カワウ,ヒドリガモ,オナガガモ,ウミネコ,セグロカモメ,ユリカモメ,ダイサギ,コサギ,オオバン,ミヤコドリ,ダイゼン,シロチドリ,ダイシャクシギ,ミユビシギ,ハマシギ,ハクセキレイ.


2009.11.18
初見のカモ 大和市 泉の森
アメリカヒドリが見られるとネット情報があり,午後短時間の鳥見に向かう.小田急・相鉄の大和駅から徒歩約20分で「泉の森」に到着.
泉の森に入ってすぐの「しらかしの池」で数人の鳥見人がカモを観察していた.その中にアメリカヒドリを発見.結構簡単に見つけることができた.
しかしアメリカヒドリは池の中央で嘴を隠してプカプカ浮いて居るだけで動いてくれない.さらにその場所が森の影で日が当たらない.今回はE-620にZD ED 70-300/4-5.6で日陰は厳しい.今回は下見のつもりでもあったので来週もう一度チャレンジしたい.
 
主な観察種
カイツブリ,ヒドリガモ,アメリカヒドリ,コガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,コサギ,バン,オオバン,キジバト,カワセミ,コゲラ,キセキレイ,ヒヨドリ,スズメ,ハシブトガラス,ハシボソガラス.

December

 
2009.12.02
再チャレンジ 大和市 泉の森
アメリカヒドリの写真を撮りに再び泉の森へ.今回は順光で比較的近距離で撮影できた.しかし光線が強く,影の部分とのコントラストが強くなり露出に苦労する.
しばらく撮影してから森の中を一周してみた.カラ類ぐらいしか見られなかったが,エナガを多いようだ.
地元の鳥見人はカワセミの撮影で盛り上がっているようだった.ここでは結構近くでカワセミのダイビングを撮影できるそうだ.
ちょっと気になったのが池でカモに餌をやっている人.撮影するためカモを誘き寄せようと餌を撒くなどとんでも無いことだ.また可愛いからと餌をやる人もいたが,入れ替わり複数の人が餌をやる.これではカモも野生を忘れてしまうだろう.またメタボになってしまう.公園として規制監視を強化すべきだ.
 
主な観察種
カイツブリ,ヒドリガモ,アメリカヒドリ,コガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,コサギ,バン,オオバン,キジバト,カワセミ,コゲラ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,エナガ,シジュウカラ,メジロ,スズメ,ハシブトガラス.


2009.12.08
近所で鳥見 東京 明治神宮
神奈川に出かける予定であったが.思いっきり寝坊.今日は近場での鳥見に変更.久しぶりに明治神宮へ.
まず渋谷駅から代々木公園へ.ハシブトガラスばかり.Nikonの長玉を構えている人がいたので声をかけてみると今年は鳥が少ないとのこと.
次に明治神宮へ移動.こちらもパッとしない.カモ特にオシドリが少ない.シーズンはこれからなのかもしれないが,あまりにもさびしい.御苑ではルリビタキを観察できたが,その他収穫もなく,早めの撤収となる.
 
主な観察種
カイツブリ,オシドリ,マガモ,カルガモ,キジバト,ヒヨドリ,ルリビタキ,ジョウビタキ,シジュウカラ,スズメ,ハシブトガラス.


2009.12.14
アリスイ現れず 神奈川 舞岡公園
そろそろアリスイが出ているかと舞岡公園へ.到着するとポイントには2人の鳥見人しかいない.話しを聞くと今年はアリスイは駄目だとのこと.どうやら塒がモズに荒らされたらしい.ショック!
もう一つの目的のジシギに照準を合わせたが,アオシギはまだのようだ.タシギは居らず,ヤマシギは隠れて出てこない.午後になりやっとヤマシギが動き出すが,遙か彼方.
その他の鳥もあまり見られず,今日は絶不調.寒い一日だった.
 
主な観察種
カルガモ,コサギ,ヤマシギ,コジュケイ,カワセミ,コゲラ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ,アカハラ,エナガ,シジュウカラ,シメ,スズメ,ハシブトガラス,ハシボソガラス.
(番外)タイワンリス


2009.12.21
久しぶりの干潟 千葉 三番瀬
天気は快晴だが結構風が強い一日だった.
干潟の鳥はいつもと同じメンバーだ.その後堤防へ向かいビーロードキンクロを探すが見つからず.
気になったのはヒドリガモのつがいとオオバンの3羽が連れ立って泳いでいる.まさかヘルパーではあるまいし,よく見ているとオオバンが潜って海藻を採ってくるとヒドリガモはそのおこぼれをもらっていた.ひどいときは横取りもする.かといってオオバンは逃げることもしない.泳ぐスピードはヒドリガモが速く逃げるのをあきらめているのだろうか.
 
主な観察種
ハジロカイツブリ,カワウ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ユリカモメ,ズグロカモメ,コサギ,オオバン,ミヤコドリ,ダイゼン,シロチドリ,ダイシャクシギ,ミユビシギ,ハマシギ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,スズメ,ムクドリ.


2009.12.23
アリスイに会いに 埼玉 北本自然観察公園
前々回舞岡公園での鳥見ではアリスイに会えなかった.今冬舞岡でアリスイに会うのは無理かもしれない.そこで近場でアリスイが見られる北本自然観察公園に足を伸ばした.
公園に入ってすぐの枯れた葦原でベニマシコがお出迎え.その周辺をシジュウカラ,ルリビタキが飛んでいた.その後公園の奥へ散策していくと鳥見人が集まっていた.アリスイのポイントのようだ.ここには複数のアリスイがいる.実際今回同時に3羽のアリスイが出た.
アリスイがあちこち飛ぶと,鳥見人もそれに合わせてあちこちと.
しばらくアリスイに遊ばれたあと公園の散策を続けた.途中枝に止まったシロハラを見つけたが様子がおかしい.時々口をパクパクしている.よく見るとパクパクしたあと木の実を吐き出している.この行動はどういう意味があるのか不明だが,毒のある木の実を過って食べてしまい吐き出しているのだろうか.その後何度か吐き出し飛んでいってしまった.
 
主な観察種
アオサギ,キジバト,カワセミ,コゲラ,アリスイ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ルリビタキ,ジョウビタキ,アカハラ,シロハラ,ツグミ,ウグイス,シジュウカラ,ヤマガラ,カシラダカ,アオジ,ベニマシコ,シメ,スズメ,カケス,ハシブトガラス.