2010.04.13
ナノハナ満開 東京 昭和記念公園
ネットでナノハナ満開の情報を得て立川に向かう.
サクラの花も少し残っており,また花壇にはチューリップなどの花が満開.しばらく行くとナノハナ畑が出現.周囲には甘い香りが漂う.
一方,鳥はいまいち.立川まで来れば都心の公園より鳥がいるかと期待してきたが,人の手の加わった公園はいまいちのようだ.ここは大きな池,大きな原っぱ,その周辺に木々が生えてはいるが,一部雑木林のようなところがあるものの,サクラの木が多く多様性を欠き野生生物には住みにくい環境と思われる.また時期もいまいちであったかもしれない.
主な観察種
カイツブリ,カルガモ,クイナ,バン,キジバト,カワセミ,セグロセキレイ,ヒヨドリ,ツグミ,ホオジロ,ムクドリ,ハシブトガラス.
2010.04.19
いよいよ干潟が賑やかに 千葉 三番瀬
サルハマシギやコオバシギなど三番瀬が賑やかなようだ.
朝到着時には既に鳥見人が集まっていた.徐々に干潟が広がってきたがシギ・チドリはなかなか降りてこない.しばらくしてチュウシャクシギ数羽が手前の干潟に降りたのを合図に一斉に降りてきた.
しかし潮干狩りシーズンのため潮干狩り区画ネットが張ってあり,鳥はその内側に.これでは鳥に近づけない.もっとも鳥にとってはその方が安心だ.
ハマシギの集団の中にサルハマシギを探したが見つからず,朝から来ていた鳥見人によると朝はいたが谷津に飛んでいったのではとのこと.
その後コオバシギの撮影に向かうが,今回はネット越しの撮影で,ネットの影響か,ぼんやり写真しか撮れなかった.
主な観察種
ハジロカイツブリ,カワウ,ヒドリガモ,スズガモ,カモメ,セグロカモメ,ユリカモメ,コアジサシ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,ムナグロ,ダイゼン,シロチドリ,メダイチドリ,オオソリハシシギ,チュウシャクシギ,キョウジョシギ,コオバシギ,オバシギ,ミユビシギ,ハマシギ,ハクセキレイ,ツグミ,スズメ,ムクドリ.
2010.04.25
珍客と大接近 三番瀬,葛西臨海公園
日曜日の三番瀬,潮干狩り開催日であったが,珍客がいないか期待して朝から鳥見.しかし思った以上に潮干狩りの人が多く,鳥は少ない.シギ・チドリの群れを見つけたが,あっという間に船橋の方角へ飛んでいってしまった.谷津にいったのであろうか.
早めに切り上げ久しぶりに葛西に行くことにした.
到着早々アカアシシギやクイナがお出迎え.その後シマアジの情報が入り見に行く.池で餌をついばんでいたが,徐々に観察小屋に近づく.急いで観察小屋へ.既に小屋の中は満員状態.三脚を立てることもできず500mmズーム(フォーサーズ)の手持ちで撮影.さすがに厳しい.
その後東なぎさにソリハシセイタカシギがいるというので,向かった.10倍の双眼鏡では遠すぎて白い物体があるしか確認できなかった.
主な観察種
カワウ,オカヨシガモ,シマアジ,コガモ,カルガモ,ハシビロガモ,キンクロハジロ,ユリカモメ,コアジサシ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,クイナ,バン,オオバン,ミヤコドリ,ムナグロ,ダイゼン,コチドリ,シロチドリ,メダイチドリ,オオソリハシシギ,チュウシャクシギ,アカアシシギ,アオアシシギ,キョウジョシギ,タシギ,オオハシシギ,ミユビシギ,ハマシギ,(ソリハシセイタカシギ),セイタカシギ,キジバト,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,アカハラ,ツグミ,メジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシブトガラス.
2010.04.30
連休合間,静かな公園 葛西臨海公園
連休の合間,公園は思いの外静かだった.先日見られたアカアシシギ,シマアジは見当たらなかった.偽岩でシギ類の写真を撮ることにした.
しかしここもいつもの連中だけ,前回との違いはキアシシギが入ったことだろうか.タシギが2羽寄り添って餌をついばんでいた.お互いを追い回すようにぐるぐる回るような行動をしていたが,求愛行動の一つなのだろうか?
主な観察種
カワウ,オカヨシガモ,コガモ,カルガモ,キンクロハジロ,ユリカモメ,コアジサシ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,クイナ,オオバン,コチドリ,チュウシャクシギ,アオアシシギ,キアシシギ,タシギ,オオハシシギ,ハマシギ,セイタカシギ,キジバト,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,スズメ,ムクドリ,ハシブトガラス.
2010.05.02〜05.07
恒例となった対馬探鳥旅
5月2日
今年もGWは対馬で鳥見.初日は東京から対馬までの移動で終了.
5月3日
初日は内院へ.ホオジロ類が入っていた.なかにシマアオジやシベリアアオジも.田んぼにはツバメチドリも.結構近くで撮影させてくれた.
しばらく内院でねばったが,これ以上の収穫もなく浅藻へ.ここでも収穫もなく豆酘まで足を伸ばす.豆酘漁港でオオハム3羽を発見.
再び内院に戻るとシマノジコと遭遇.ただし距離があり撮影は断念.
5月4日
朝内院,浅藻,豆酘とまわるが目新しいものはなく,北方へ.佐護ではツリスガラの群れ,コムクドリを確認した程度で,ここでも目新しいものはなし.ここでもオオハムを確認.
5月5日
今日も内院,浅藻をまわる.朝の内院は朝靄に被われ,鳥もよく見えない状態.徐々に晴れてきたが内院のホオジロ類の大部分は抜けてしまったようだ.
浅藻では林の中にサンコウチョウが乱舞していた.暗く木の枝が邪魔で写真は取れなかった.
5月6日
朝から雨.厳原ではちょっと風は強いがシトシトといった感じ.これならと内院に向かう.ところが途中から雨風が強くなり,内院では横殴りの雨.ちょうど南風で海から直接風が入ってくるようだ.鳥見どころではない.
南風の影響の少なそうなところへ移動.駄目もとで北部へ.やっぱり駄目だった.
5月7日
最終日.
朝から天気がいい.昨日天候が悪かっただけに新たに鳥が入ったのではと期待して出発.
内院では期待はずれ.新たな鳥群はなし.一通り周りタイムアウト.
総括
今年もヤマショウビンには会えず.昨年同様情報も4月下旬の1回のみ.渡りの時期に変化が出てきたのでは.来年以降時期を変えて訪島してみたい.
主な観察種
オオハム,カワウ,コガモ,カルガモ,ヒドリガモ,ウミネコ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,アマサギ,アカガシラサギ,バン,ツバメチドリ,タカブシギ,イソシギ,トビ,コウライキジ,コジュケイ,キジバト,カワセミ,コゲラ,ツバメ,コシアカツバメ,キセキレイ,ツメナガセキレイ,ハクセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ,モズ,ノビタキ,アカハラ,ウグイス,コサメビタキ,サンコウチョウ,ツリスガラ,シジュウカラ,メジロ,シロハラホオジロ,コホオアカ,キマユホオジロ,シマアオジ,シマノジコ,ノジコ,(シベリア)アオジ,アトリ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,コムクドリ,カケス,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス.
2010.05.17
お目当てに会えず 千葉 習志野茜浜
メリケンキアシシギに会いに茜浜へ.以前から気になっていたのだが今回初めての訪問.
お目当てには会えず.途中であった鳥見人に聞くと,今年は13日ごろ1羽のみ確認,すぐ抜けてしまったと.去年,今年とめっきり減ったらしい.
先の更地にはコアジサシが沢山いたが,ここで繁殖するだろうか.楽しみだ.(野良猫の多いのが気になるが…)
主な観察種
カワウ,コアジサシ,コチドリ,キアシシギ,キョウジョシギ,ミユビシギ,ハクセキレイ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス.
2010.06.02
久しぶりの水場 山梨 山中湖(大洞の泉)
7時10分新宿発の高速バスで山中湖へ
到着早々キビタキがお出迎え.撮影ポイントが餌場のようで鳥見人を無視するかのように近くで餌を採っていた.近くで繁殖したのだろう.その後オオルリ,ゴジュウカラも.ムシクイもお出まし.頭頂に斑のようなもの.センダイムシクイだろう.
種類は少なかったが頻回に出現し楽しましてもらった.
主な観察種
センダイムシクイ,キビタキ,オオルリ,ヒガラ,シジュウカラ,ヤマガラ,ゴジュウカラ,メジロ.
2010.06.13〜06.16
北海道 天売島・富良野
6月13日
東京から旭川へ.時間的に天売島までは行けないので富良野近くのクマゲラのポイントへ行く.しばらく様子を見ていたが,なかなか現れず.違うポイントへ.こちらはノビタキ、ホオジロ程度.その後羽幌へ.
6月14日
朝、羽幌から船で天売へ.羽幌港を出てすぐモヤてっきた.途中焼尻島ではモヤがひどくなったが,天売島到着時にはモヤは薄くなった.早速鳥見へ.島の森の中に散策用にフットパス(遊歩道)がある.うろうろするが鳥がいない.さらに天売灯台へ.やっとノビタキやノゴマなどと遭遇.その後島を一周しようと観音岬へ.再びモヤってしまい来た道を引き返す.
夕方モヤが晴れたので地元の写真家寺沢氏のチャーターボートへ海から赤岩沖へ.出航してすぐウミスズメを発見.幸先がいい.その後ケイマフリも.周りではウトウが飛び回る.赤岩付近はやや波が強く結局オロロン鳥は現れず.
帰路でもウトウが次から次と小群で飛んでいく姿は圧巻であった.
帰港後すぐウトウの帰巣を見に向かう.赤岩展望台では次々と帰巣が始まる.ものすごい数だ.餌はあまり咥えていない.ガイドの話では今日は餌が少ないとのこと.
6月15日
早朝宿の近くの神社へ.コムクドリを発見.昨日いった灯台まで足を伸ばす.昨日と同じ面子のみだ.船の予定もあるので朝食後レンタカーで島を一周,とくに新しい発見もなく、島を後にした.
羽幌に着いて昼食に甘えび丼を食べ,旭川までドライブ.
6月16日
朝からどんより曇空.6時に旭川のホテルを出発し富良野の郊外へ.6月13日に下見したクマゲラのポイントへ.既に鳥見人が陣取っていた.
ここではクマゲラが繁殖している.巣穴からときどき雛が顔を出す.親鳥が遠くで鳴いて巣立ちを促しているようだ.まだ雛は甘えたいらしい.仕方なくしばらくすると親鳥が餌を持ってきた.帰りの飛行機の時間のため3時間いたが結局2回親鳥が餌を運んだ.
最後にビックなおまけ付きの北海道探鳥であった.
主な観察種
ウミウ,ケイマフリ,ウミスズメ,ウトウ,ウミネコ,オオセグロカモメ,アオサギ,トビ,キジバト,ツツドリ,アマツバメ,クマゲラ,ハクセキレイ,モズ,ノゴマ,ノビタキ,コヨシキリ,ホオジロ,アオジ,カワラヒワ,スズメ,コムクドリ,ハシブトガラス,ハシボソガラス.